トトロの森(牧場ようちえんぱっかでよく行っている森)にて。
杉葉と、木の枝にマッチで火をつけ、焚き火をし、さつまいもを茹でて食べた日の帰り道。一緒にいたスタッフの、のんちゃんが「私、人類の歴史を辿っていきたいんだよね。」と、一言。
火をおこしていると、石が割れることがある。その石を刃物として使ったり、研いでみたりする。「たぶん今、石器時代ぐらいだと思うんだよね。これから、道具を使ったり、農耕したりそういうことをしていきたいんだ。」と。なるほどなと私は思う。少し角度は違うけど、我が子を妊娠しているときに“子宮は海みたいだな”と思ったことがある。赤ちゃんは、海の中から産まれて陸に上がった生物の歴史を再現しているみたいだなとも。そして、もしそうだとしたら、子ども達は今、石器時代に近いところにいて、火を使ったり、藁や木や土を使って家を作ったり、農耕したり、馬に乗ったり、そんな暮らしをすることは、子ども達にとってはごく自然なことなのかもしれないなと。先人達の知恵を借りながら、自分たちなりにアイデアをだしたり、考えたりしながら、暮らしを作っていきたいなと思っています。
ぼくじょうようちえんぱっかスタッフ 岩島愛恵(よっちゃん)
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