7月1日。
まなび~馬が始まり、初めて子ども達が自分たちでまなび~馬の予定をたてることにトライした日でした。途中場を離れていた私が、帰りの会で、「来週の予定決まったの~?」と聞くと、「決まった!決まった!」とちょっと誇らしげで、飛びついてきそうな嬉しそうな表情!!!「月曜日は買い物で~、火曜日は…何だっけ、あ!工作。水曜日はプール!!」と顔を見合わせてお互い確認するように教えてくれる子ども達。言葉ではなかったけど、その様子から「みんなで決めたんだ!」というちょっと一つのチームになったような感じが伝わってきました。
1枚目の写真:和田さんの「耕さない田んぼ」にて田植え。生態系を守ります♪
2枚目の写真:ニワトリのピーちゃんの命を頂く会。泣きました。美味しくいただきました。
3枚目の写真:「いちごをお腹いっぱい食べたい!」という願いをかなえた後の腹ごなし。そのうちボーイズは格闘技に。。。
振り返れば、昨年度後半は週1(金曜)で、スタッフが子ども達とできそうなこと、面白そうなことを選んで活動内容を決めていました。しかし、どんな面白そうな内容であっても素晴らしい講師をよんだとしても、個々の子どもに合った「やりたい」と思うものでなければ、なかなかスイッチは入らないもの。。。いや~どうしたものかな~と悩む日々。
今年度になり、まなび~馬は毎日になりました。参加している子ども達・カウンセラー・スタッフに「今年のまなび~馬で何したい?」と聞くと「お泊りしたい」「蛍がみたい」「パンを焼きたい」とたくさんの「やりたい」が出てきたので、それを当てはめていくやり方に。開催日程が増えたので、プロジェクトとして個々の「やりたい」が実現できる確率も高くなりました。
さらに毎日、朝の会の日程確認で「フリータイムは、何したい?」と聞くと、子ども達から「~に行きたい」「~したい」と意見が出てくるようになり。。。ようやく子ども達が意味を持って朝の会に参加するようになってきたという感じです。
こうしたのも「やりたい」と思ったら自分で相手に伝えたり、みんなで話し合って決めたり、何が必要でどうやったら実現できるか考えたりしてほしいというスタッフの願いもあったから。朝の会に参加することは、自分のやりたいを叶えるためでもあること。譲ったり譲ってもらったり、決まったことは参加する気にならなくても尊重することを子どもたちに伝えています。
フルーツ飴作り。いろんな果物で実験!
近くの川で。こんなに身近なところに、こんなにたくさんの生き物が!
「やりたい」ということが言えるお互いの信頼関係。
「やりたい」「やりたくない」「ちょっとやってみる」が選べる環境。
「やりたいこと」が本人の中から出てくる気持ちの土台。
「やりたいこと」をするときのプロセスの面白さと責任。
「やりたいこと」ができたときの達成感。
「やりたい」からこそやる「学び」
まだまだ試行錯誤のまなび~馬。そんなひとつひとつを大事にしながら広がり深めていけたらと、これからも日々小さなトライをしていきますよ~。
まなび~馬スタッフ 尾﨑敬子(もりたん)
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