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No.128 2024春休みキャンプレポート 「自分で決めて、やる!」

2024年春休みキャンプにご参加いただきありがとうございました!新しいクラブハウス内事務所からお届けしておりますはゼブラこと中村千仁です!(ポニーA,D担当)


 この春も「子どもたちに自信と誇りを」をモットーとして掲げ、計4本のキャンプを実施し、延べ100名ピッタリの子どもたちに体験を届けることができました!みんな来てくれてありがとう~!


 この春、子どもたちの姿から学ばせてもらったのは「自分で決めて、やる!」ことの大切さです。今までやったことないこと、自信のないこと、あまり気が進まないこと。それらの不安な気持ちを一網打尽にするのは、誰にやらされるでもなく、自分でやると決めて、一生懸命取り組むこと!子どもたちの内側から溢れるこの気持ちには、理屈ではない不思議なパワーが秘められているなと感じます。



 春休みポニーDキャンプに参加してくれたI君。キャンプの数日前にたまたま引馬体験で牧場に来てくれて、その場でキャンプの存在を知り、参加を決意!愛馬タッキーとともに、ポニー検定を含む5泊6日の長期キャンプに臨みました。


 初めてのキャンプでも彼は怖いもの知らず!自分のやりたいこと、興味のあることに向かって全力で向かっていく姿が印象的でした!乗馬では、引馬体験では経験のできない速歩と手綱操作を練習。赤ちゃん馬のタッキーとのコミュニケーションに多少苦戦しながらも、4日間の練習を頑張り、検定本番を迎えました。



 検定当日。馬場で検定を受けようとするまさにその時、周りにいるカウンセラーがざわざわ。僕も様子を見に行ってびっくり仰天!「あれ!?I君、単独騎乗で馬に乗ってない!?」





 なんと彼は、ポニー検定本番にして、それまで経験したことのない単独騎乗での受験を自分で決めて選択したのです!単独騎乗をするためには、ライダーが馬のリーダーになる必要があります。前後上下左右の方向や、停止・常歩・速歩・駈歩等のスピードのコントロールを、馬上でバランスを取りながら同時に考えて行動しなければなりません。これだけでその難しさが伝わると思います。ましてや今回は赤ちゃん馬のタッキー!馬としても経験が浅く、正直ハラハラする気持ちでいっぱいでした。


 しかし、そんな僕の気持ちとは裏腹に、自信をもってタッキーの背に跨る彼から発せられる合図は、上手にタッキーに伝わり、危なげなく検定走行を成し遂げたのです!「これが子どもとポニーの力か~!」この検定キャンプに向けて理論立てて馬の学びを重ねてきた僕含むカウンセラー一同、理屈ではない子どもの本気による成功体験に心を打たれました。




 タッキーに乗った後、初の単独騎乗に成功した自分自身を称えるのではなく、自身のチャレンジに付き合ってくれた愛馬を「がんばったね、ありがとう」と労り、優しいまなざしで見つめ愛撫する彼の姿は、初参加ながらハーモニィカレッジの目指すライダーそのものでした。めちゃくちゃカッコイイ!


 ポニー検定終了後、「なんで単独騎乗にチャレンジしたの?」と聞くと「だってチャレンジしたほうがおもしろいじゃん!」と一言。この日は彼のことを「先生」と呼んで一日過ごしました。笑




 さて!そんな「自分で決めて、やる!」を存分にできるポニーキャンプが早くもゴールデンウィークに帰ってきます!ポニーAは、馬のそばで寝泊まりをする牧場テント泊プログラム!ポニーBは、海辺に行って馬で駆け抜ける海外乗プログラム!この季節にしかできない楽しさが盛りだくさんですので、ぜひご参加ください!


↓GWポニーキャンプのHPはこちらから!↓


 ポニーとカウンセラーとともに、このゴールデンウィークも子どもたちを待っています!


中村千仁(ゼブラ)


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