ポニーエクスプレスonline No.35

更新日:11月27日

ポニーと青春のハーモニィ ゼブラ編


子どもたちのいる所にカウンセラーあり!

ポニーキャンプやポニーパークなど、ハーモニィカレッジの活動になくてはならない存在のカウンセラー。月に一回の研修会や不定期開催の勉強会、日々の活動などで技術と思いを育んだ大学生のボランティアの彼らは、子どもたちの為に骨惜しみせず、今できる事をやりきります。もちろん遊び心を忘れずに、彼らと子どもたちの周りには笑顔が溢れています!

そんな彼らを紹介していくコーナー「ポニーと青春のハーモニィ」。

第3回のオンライン配信は、この人!!


~自己紹介~

「スーツは正しく着られてこそ、着崩した時にかっこいいのだ。」こんにちは!鳥取環境大学4年生のゼブラこと(中村 千仁)です!先の言葉は、僕が高校生の時に聞いたものであり、まさにカウンセラーを象徴するような言葉だなと感じています!「真面目にふざける」をめちゃめちゃカッコよく表現したものだと思ってください!笑


~カウンセラーになったきっかけ~

僕がカウンセラーになったきっかけは、大学に入学してすぐに参加した新入生歓迎会での出来事が強く影響しています!

 それまでの僕は、まさに色眼鏡で世間を見ており、最初の勧誘で「牧場での活動」と聞いたとき、すごく地味なイメージを持っていました。しかし、歓迎会に行くと僕の色眼鏡は真っ二つに折れました。

 そこにいた先輩カウンセラーは、今までに見たことがないぐらい明るい人たち!話を聞くだけでなぜか心がワクワクする。そう感じたことを今でも覚えています。そして流れるように牧場に連れて行ってもらったとき、「空山ポニー牧場」という場所の明るさ、温かさを肌で感じ、カウンセラーになろうと決意しました。


~カウンセラーとして大切にしている事~

 カウンセラー活動をしていると、「子どもたちへの想い」について考えることが多々あります。子どもたちにどんな風になってほしいのか、何を感じてほしいのか、こういった考えを大人たちが持ち、関わることは非常に大事なことだと思っています。

 そして、自分の中で出てきた答えは、「できるだけ多くの時間、子どもたちには自然体で過ごしてほしい」というものでした。


~僕が大切にしたい「自然体」~

 「自然体」という言葉は、よく聞く言葉だと思います。しかし、その意味は人によって曖昧であると感じます。「リラックスした状態?」「好きなことをやっている状態?」

 僕の考える自然体は、まさに「自然」であり、「野生」であり、「Nature」であることです。

 この考えに至ったのは、ポニーキャンプでのある出来事がきっかけです。


あるカウンセラーが、夜のミーティングで、「A子ちゃん(参加者の女子中学生)が、牧場での時間、馬場周りで昼寝をして過ごしていた。せっかく牧場に来たのだから、何かここでしかできない体験をさせてあげたかった。」という話をしてくれました。この発言に対して、キャンプスタッフが「確かに何かここでしかできない体験をさせてあげたいと思うことは大切だと思う。でも、日常生活で、時間や勉強などのやるべきことに追われているかもしれない彼女にとって、何も考えず自然の中で昼寝をするという時間がどれだけ大切であり、尊いか。俺たちは、そこも考えてあげたい。」と返していました。

 この一連の流れを聞いたとき、僕の中で何かのスイッチが押されたような気がしました。

 僕たち、カウンセラーは確かに、何かを子どもたちにしてあげたい。しかし、子どもたちにとっては、「何もしない」もできる場所が、この「ハーモニィカレッジ」という場所なのかもしれないと。


 僕の考える自然体とは、「自然」であり、「野生」であり、「Nature」です。文明や競争、時間が今の子どもたちの日常生活を取り巻いている様に感じています。だから、ハーモニィカレッジという場所では、自分の感情や、自然に対して素直になってほしいなと思います。

 フリータイムでは、寝たいときに寝ればいいし、笑いたいときに笑えばいいし、泣きたいときには泣けばいいと思います。うれしい時には本気で身体全体を使ってうれしさを爆発させてほしい。


~「何もしない」をさせてあげるために心掛けている事~

 『子どもたちに「何もしない」をさせてあげられる場所』と先述しましたが、大人たちが何も考えずに子どもたちを放任するのと、自分の中でフィロソフィー(哲学)をもって放任するのとでは、180度意味が変わると思っています。だからこそ、冒頭で話した「子どもたちへの想い」を持つことの大切さを身に染みて感じます。

 子どもたちに自然体になってもらいたいからこそ、僕自身も自然体となるために、あえて宿舎でダラけてみたり、牧場では意味不明な大声を出したりしてみています。笑

 大人たちの、そういったカッコ悪い部分に、子どもたちが安心を覚えるような気がしています。もちろん、頑張る時は精一杯!誰よりも頑張りますけどね!笑

 最後に、もう一度この言葉を読んでから、ページを閉じていただきたいです。

 「スーツは正しく着られてこそ、着崩した時にかっこいいのだ。」

これが僕のフィロソフィーです。

子どもたちと関わる機会を頂けて本当に感謝しています。ありがとうございました。


中村 千仁(ゼブラ)

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