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ポニーエクスプレスonline No.49 ~あたたかな春風とともに~



「実は、春から異動することになりました。」

 「志望校に合格しました!」


 一面真っ白だった雪が溶け、春の香りをふんわりと感じ始めた3月。いろいろな報告を聞く度に、節目の季節だなと感じる今日この頃です。



でも、嬉しいことと同じくらい、思い通りにいかない葛藤や悩みもあるだろうと思うのです。そういえば、私も、高校受験の時に、1日目の数学が全く解けず、帰宅後「もうダメだ~。」とわんわんと泣いたなぁ…。友達関係がうまくいかず、「習い事や学校に行きたくない!」と部屋でうずくまっていた時もあったなぁ…。

今、思えば、あの時があったから今があると思えるのですが、その当時は、そんなことを考える余裕もなく、もうどうしようもないと思っていた私でした。そんな時も、ただただ話を聞いてくれた家族の存在が、私を支えてくれたからこそ、こっちの選択肢もありか!と新たな一歩を踏み出せたのだと思います。(今になって…やっとそう思えます。ありがとう。)


『ハーモニィファミリー』

昨日も、スタッフの間で、話題になったのは、「○○元気にしてるかなぁ~」「○○も、もう大きくなっているのだろうなぁ…」という話でした。今年で、ハーモニィカレッジが始まって、25周年を迎えますが、今まで関わってくださった皆さんとの思い出を懐かしみ、自分達の家族のように思いを馳せるシュート(大堀S)やちょろ(中野S)、タイタン(阪本S)でした。(もう皆さんとは「ハーモニィファミリー」ですね。)



『ハーモニィファミリーの皆さんへ』

節目の時期で、いろいろな感情があるかと思いますが、ふとした時に、ハーモニィカレッジのことを思い出してもらえたら幸いです。きっと、『居場所』って、良い時ばかりではなく、壁にぶつかった時にこそ、力を発揮するのだろうと思いますし、そんな時こそ、昔話に花を咲かせ、大笑いしたいですね。

 4年間、子どもたちと全力で関わり、泥臭くがむしゃらに駆け抜けてくれたカウンセラー(学生ボランティア)とも、一区切りです。4月からは、それぞれの場で新たなスタートになりますが、これからも自分らしく羽ばたいてほしいという応援の気持ちと、どうしようもならなくなった時こそ、ハーモニィカレッジのことを思い出してもらえたら嬉しいなと願う気持ちです。そんな時こそ、本領発揮できる『居場所』でありたいなと思うペーターでした。あたたかな春に希望と期待を込めて…。

岩井 久美(ペーター)

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