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No.71~ポニーA・ポニーBキャンプが終了しました~

 2泊3日のポニーAキャンプ、3泊4日のポニーBキャンプが無事終了し、たくさんの想い出を胸に子どもたちが帰っていきました。


キャンプを担当したスタッフに、キャンプの感想や印象に残ったエピソードを聞いてみました。

 

~夏休みポニーBキャンプ速報(タイタン:阪本宜之)~


「青年の情熱」



 先日、3泊4日の夏休みポニーBキャンプが無事終了しました。ポニープログラムはもちろんの事、シャワークライミングや天文台での天体観測など、盛りだくさんの内容でした。

 最終日に帰りたくないと泣く子がいたほどに、すごく楽しいキャンプとなりました。


 そんなキャンプを先頭にたって企画、運営を担当してくれたのが、カウンセラー二年目のオバマ(石橋C)でした。子どもたちを乗せたマイクロバスが坂道を登って走っていくのを、カウンセラーみんなで追いかけて見送り、バスの姿が消えるまで「バイバーイ!元気でなー!」と声を張り上げていました。

 見送ったあと、しばらくバスの走り去った方向をみんなが見つめ、一人また一人と、牧場に歩いて戻り始めました。一番奥まで走って見送り、最後までバスが走り去った方向を見つめていたのはオバマでした。そんなオバマが振り向き、牧場へ帰っている途中、彼はこらえきれず涙を流しました。

 オバマはこの三ヶ月間、子どもたちに心から楽しんでもらえるように、入念に計画をし、何度もシミュレーションをして、一緒にキャンプに参加するカウンセラーメンバーに働きかけ続けてきました。そんな努力が実り、子どもたちもカウンセラーも感動のキャンプとなりました。いろいろな感情が涙としてあふれ出したのだと思います。とてもカッコよく、純粋な姿でした。


 ポニーキャンプの魅力は、個性豊かで愛嬌たっぷりのポニー達の存在はもちろんの事、オバマのような情熱溢れる青年ボランティアの存在です。カウンセラーは、子どもたちに何を伝えたくてキャンプをするのか考え続け、それを実現するために必要な技術を身に付けるためにたくさん練習を重ねています。子どもたちとの現場では、出し惜しみなく、その時できる事を、損得勘定を抜きに全力で行います。そんな、情熱的で愛ある彼らに触れることで、子どもたちの中に暖かいエネルギーが満ちている様に感じています。

 このBキャンプでは、そんなカウンセラー達のエネルギーを受け取り、新しい事にチャレンジし自信を身に付けた小5の男の子、自分の殻を破り他者との関わりの楽しさを知った中2の男の子、年下の子どもたちに自然に優しく寄り添う中1の女の子がいました。他にも、みんなの優しさや個性があふれ出した、とても楽しく、暖かいキャンプでした。

 

 これからのキャンプも、そんな青年たちの情熱や愛に溢れたキャンプになることと思います。ぜひ、今後のキャンプもお楽しみに!

阪本 宜之(タイタン)


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