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執筆者の写真harmonycollege

No.126【2024年春休みキャンプ】ポニー検定の魅力!それは〇〇と○○の両立!

2024年春休みキャンプにご参加・ご興味を持っていただきありがとうございます!スタッフの中村(ゼブラ)です!

 この春も「子どもたちに自信と誇りを!」をモットーとして掲げ、計4本のキャンプを実施します。

 今回は、春休みキャンプで、唯一まだ空きのある「春休みポニーDキャンプ(検定キャンプ)」のご紹介をさせていただきます!ぜひ、検定キャンプに込められた想いや、体験を経た子どもたちの様子をご覧ください。

 




 春休みポニーDキャンプは、年に一回だけの「ポニー検定」を実施するキャンプです!

 

 【ポニー検定とは】

 ハーモニィカレッジが春休みキャンプにて主催する、子どもたちが1年間の「ポニーとの絆」を確かめる年に一回の機会です。

 1日目の夜にカウンセラーと相談しながら、自分で検定級を決め、3日間目標に向けて練習し、4日、5日目にあるポニー検定に臨みます。

 乗馬だけでなく、馬小屋掃除や餌づくり、引馬や手入れなど様々な内容が含まれるハーモニィカレッジならではのポニー検定です!

 

☆ポニー検定の1日目~3日目☆


 ポニー検定で審査されるのは、何も行動や乗馬のクオリティだけではありません。その行動に付随する子どもたちの「馬や仲間に対する想い」も審査対象です。

 「上手に馬に乗れる」「綺麗に馬小屋掃除ができる」「乗馬の準備ができる」ではなく、「どんな気持ちで馬に乗るのか」「なんのために馬小屋掃除をしているのか」「自分だけではなく、仲間の乗馬の準備のためには何ができるのか」行動ではなく、その奥深くの想いの部分を大事にしています。



 キャンプの前半では、いつもなんとなく行っている馬房掃除や馬の手入れを初参加からリピーターまで関係なく全員で丁寧に確認します。「なんで馬小屋にうんちが残ったらだめなの?」「なんで乗る前にブラシをしなきゃいけないの?」そんな初参加の子の何気ない疑問が、リピーターの子どもたちのみならずカウンセラーの想いまでもをより研磨してくれます。

 また乗馬では、自分の理想を一方的に伝えるのではなく、より馬に伝わるためにはどんなアプローチ方法があるかを探求します。ここに、「やらせる」ではない、「ともにおこなう」馬との信頼関係の奥深さが眠っています。

 馬活動の隙間では、検定の審査項目をじっと眺めて、自分がどの検定級に臨むのかを必死に吟味している子どもたちの様子が目立ちます。決して目に見えて盛り上がる時間ではありませんが、子どもたちの瞳の真剣さに静かに心を打たれます。


☆ポニー検定本番!(4日目~5日目)☆


 さぁ!3日間の練習を終えて、いよいよポニー検定本番です!

 みんなで前日に作った鉢巻を額に巻き、円陣を組んで、いざスタート!

 本番の舞台では、子どもたち自身の頑張りを発揮するべく、カウンセラーをはじめとした周りで見ている仲間たちは、一切の助言を行えません。いつもと違う少し緊張感のあるポニー牧場にて子どもたち一人ひとりが真剣に自分とポニーと向き合う時間です。



 当日は、スーツを着たカウンセラー(キャンプカウンセラーとは別)が検定員として子どもたちを出迎えてくれます。一生懸命に検定を受ける子どもたちを、真摯に審査してくれる検定員。その横でじっと子どもたちを見つめるキャンプカウンセラーの様子が、この3日間の頑張りを表しています。

 いつもはみんなで使っている馬場が、この日だけは自分一人のオンステージ。独特な雰囲気の中、3日間で学んだこと、この一年で学んだことを発揮します。

 自分が頑張れば頑張るほど、他の子の検定も気になるのが、検定キャンプの面白いところ!仲間の頑張る姿を見つめながら、心の中で応援をします。リピーターの中高生になると、審査項目に駈歩を含めた経路走行や、障害飛越などのより難しい項目も含まれます。そんなお兄さんお姉さんのカッコよく真剣な演技は、下の子どもたちの憧れの的となり、心に大きな影響を与えてくれます。個人戦に見えて、仲間とつながりあっているのがポニー検定です。


☆合格発表(5日目夜)☆


 5日目の夜は、いよいよ合格発表!検定を終えて、夜ごはんで一息ついたのも束の間、宿舎に検定員が来てくれて、合格発表を行ってくれます。

 ここまでの3日間、そして1年間の集大成。次々に名前が呼ばれ、合否の発表をされます。

 合格して喜んで笑みがこぼれる子、そして涙を流す子。不合格で悔し涙を流す子。仲間の合格が嬉しくて涙を流す子。自身は検定を受験していないながらも、場の雰囲気に感動して涙を流す子。涙を流す子に、熱いハグを交わす子。

 必ずしも、検定の結果だけではなく、この夜の時間に至った経緯の全てに様々な思いが溢れます。

 


 もちろん、検定を実施した以上、結果が出ますが、結果がすべてではありません。先述した通り「ポニーとの絆を確かめられる機会」です。ここがゴールではなく、あくまで自分とポニーの絆の現在地を知る。そしてまた明日から歩み出す。

 「これからも、頑張るぞ!」そんなスタートダッシュの掛け声とともに、ポニー検定の合格発表は幕を閉じます。

 

☆ポニー検定キャンプの魅力☆

 

 ここまで、ポニー検定に臨む子どもたちの様子をお伝えしてきましたが、私の想うポニー検定キャンプの魅力は、「ポニー検定そのもの」ではありません。「ポニー検定」と「それ以外の時間」の双方が合わさって初めてポニー検定キャンプです。

 お笑いをよく「緊張と緩和」と表現することに耳なじみがあるかと思いますが、まさにポニー検定も「緊張と緩和」が魅力のキャンプです。

 ポニー検定という、とても緊張感のあるプログラムに対して、子どもたちは自身で目標を定めて一生懸命チャレンジする。これらが数値化され、審査されることは何も楽しいことばかりではないと思います。でも、その難しさや緊張感に対して主体的に臨むことに意味があると思います。

 とはいえ、これだけでは、息をする間の無い大変なキャンプです。ハーモニィカレッジには、遊び心と情熱にあふれるカウンセラーと、好きなことを好きといえる環境があります。 

 緊張感のあるメインプログラムの隙間と裏に、仲間たちと全力で遊ぶこと。何もせずに牧場でのんびりと過ごすこと。この心の緩和があることによって、子どもたちは自分のペースで主体的に成長してくれるのだと思います。

 キャンプ全体を通しても、毎回検定を終えた翌日、最終日(6日目)の子どもたちが羽を伸ばして、素敵な緩和状態で過ごしている様子にはとても心を打たれます。

 この「緊張と緩和」の両立とギャップに、子どもたちの心が動かされる秘密が隠されているような気がしています。

 


 年に一回の仲間とともに、ポニーとの絆を確かめられる機会です。緊張と緩和の中で心身に大きな成長のある機会です。ぜひご興味ある方は、春休みキャンプHPよりお申し込みください。お申込み期限が過ぎていても、公式LINEからご対応可能です。「ポニーDキャンプに参加希望」と直接メッセージをお願いいたします。


☆春休みポニーキャンプのHPはこちらから!☆


この春も、子どもたちとポニー牧場でお会いできることを楽しみにしています!


スタッフ 中村 千仁(ゼブラ)

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